落ちこぼれ会計人の Music Diary
今日の KiKi の BGM はこんな感じ・・・・
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スコット・ジョプリン ラグタイム全集
神聖なる霊峰とも言えるような「マタイ」「ヨハネ」の両受難曲の後に続く音楽は、何にするべきか、結構悩みました。  でも、こういう時は軽快洒脱な音楽がいいんじゃないかと思いっきり凡人の KiKi は考えました(笑)。  と、言うことでこれってクラシック??という問いかけも聞こえてこないじゃないけれど( ^^; )、今日の KiKi の BGM はこちらです。

スコット・ジョプリン ラグタイム全集
EMI CDC 747170 2 演奏:パールマン(vn) & プレヴィン(p) 録音:1975年

CD9_2.jpg



この CD とここに収録されている曲には KiKi はちょっとした思い出があるんですよね。  実は社会人になってだいぶ経った頃、ふとしたことから KiKi の同僚がマリンバ(木琴)を習っていることが分かったんです。  で、KiKi も当時はピアノを習っていて、お互いに数少ない職場での音楽仲間・・・ということで意気投合。  当初はお互いのレッスンのことを話したり、防音室の相談をしたり、所有 CD の貸し借りをしたり、お互いの発表会を聴きに行ったりという付き合いだったんですが、ある時「せっかくだから一緒に演奏する機会が欲しいよね~」ということになりました。  で、当時そのマリンバの彼女は発表会フリークみたいになっていて(笑)、自分の先生のところの発表会以外にもいろいろなマリンバの発表会に応募しては参加するなんていうことを繰り返していたんですよね。  で、その KiKi との初の共演曲として彼女が選んだのがこのスコット・ジョプリンのラグタイム。

KiKi はその時までよく知らなかったんだけど、マリンバとヴァイオリンって音域が同じらしくて、ヴァイオリン曲を演奏することが圧倒的に多いらしいんですよね。  で、彼女がこの CD をたまたま購入してラグタイムが気に入っちゃってどうしてもこの中から選びたいということだったので「The Easy Winner」と「Elite Syncopations」の2曲を選んで(「The Entertainer: 映画スティングのテーマ曲」は有名すぎるので万が一の場合、会場の人全員にバレちゃうからやめました ^^; )演ることになったんです。  でも、KiKi にとってラグタイムっていうのは初めての経験だったので、この独特のリズム感、シンコペーションとアクセントを身体に馴染ませるために毎日往復の通勤電車の中でず~っとこの CD をそれこそ耳にタコができるぐらい聴いていたんですよね。

その演奏会は確か5月の G.W. に開催されることになっていて、たまたまその3月に人事異動があって、KiKi が移動した先の部署では休日出勤は必要なかったんだけど、KiKi が出ちゃった側の部署では休日出勤が必要で、その部署の偉い人にどうしてもその日に会社に来て欲しいと頼まれ、KiKi はその演奏会当日に自分の出番ギリギリの時間まで会社にいなくちゃいけなくなって・・・・。  KiKi は時計を見ながら、行動しているからまあまあそれなりに落ち着いていられたんだけど、共演者である彼女の方はいつ姿を現すかわからない KiKi をひたすら待たなくちゃいけないわけで、携帯なんていうのもまだ普及していない時代だったから、ハラハラしどうしだったらしい・・・・ ^^;  でもあれは本当に楽しい経験でした。  手作り感満載の演奏会で司会進行をやっていたオジサン(名前も知らない)が、舞台の袖で待機している KiKi たちのところにやってきて「いや~、私ラグタイムが好きなんですよ。  だから楽しみです。」なんて仰って・・・・。  

KiKi と彼女も発表会・・・というよりは、演奏できるのが楽しくてステージの上でスポットライトを浴びていることなんか忘れちゃったっけ・・・・。  一箇所彼女が落ちちゃったところがあったんだけど、そこはピアノ・パートだけでもごまかせる箇所で、そこを弾きながら「お願い、次で乗って!」と心の底から念じて、そこに来たときに2人で目を見合わせながら「せいのぉ~」とあわせたことも懐かしい。  何とか終わらせてほっとして、舞台の袖に戻るとあのおじさんがニコニコと迎えてくれてうれしかったなぁ。  KiKi が室内楽に目覚めるきっかけを作ってくれた楽しい経験でした。

その後も発表会にこそは出なかったけれど彼女とはほんの少しだけど合奏を楽しみました。  もっともかなり人使いの荒い(?)会社だったのでだんだん合奏の練習をする時間が取れなくなって、お互いにソロの世界に戻っていってしまったけれど・・・・。  そして、KiKi が転職したりして今では年賀状程度の付き合いになってしまいました。

でもね、とってもおかしかったのはそんな彼女から2年前ぐらいにもらった年賀状の隅っこに「チェロを習い始めました。」の文字を見つけたとき。  ちょうど KiKi もチェロを習い始めたばかりだったので思わず彼女に電話して、笑いあったものです。

・・・・・って、今日は何だか昔話、思い出を語るコーナーみたいになっちゃったなぁ。  最後にちょっとだけこの CD のお話を。  ラグタイムといえばピアノ独奏がメインなんだけど、この CD は上記のように名人パールマンとジャズ・プレイヤーの顔も持つプレヴィンの共演で本当に楽しそう♪  はじけまくってます(笑)。  多分2人ともニッコニッコして身体を揺すりながら演奏してたんだろうなぁというのが想像できちゃう音楽です。  何ていうかやりたい放題にやっているっていう感じ(爆)。  でも2人とも素晴らしい技術の持ち主だからこそできるんだよなぁ・・・・。  で、ピアノソロのラグタイムでは望めない効果を持続音が美しいヴァイオリンで見事に奏でているので、「Solace (A Mexican Serenade)」(スティングでも流れる)なんかはすご~く美しい。  録音が古いのでちょっと音がイマイチのところはあるけれど、これは KiKi のお気に入りの1枚です。

う~ん、これを聴いていたら急に映画「スティング」が観たくなってきた!  これはもう1つの Blog 「落ちこぼれ会計人の独り言」の次の映画 Review は「スティング」かな?(笑)


追記:
このエントリーは2006年7月28日、miwaplan さんのブログの関連記事に TB させていただきました。


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