落ちこぼれ会計人の Music Diary
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バッハ マタイ受難曲 第2部 Part 2
第1部 はこちら
第2部 Part 1 はこちら

この記事、一旦途中まで(と言ってもかなり先まで)書いてあったのですが、そんなときに限ってなぜか PC がフリーズし、書きかけの原稿を失ってしまいました。  と、言うことでがっくりきちゃったのと、どんなことを書いたのかがよくわからなくなっちゃったことが相俟ってひょっとしたらまとまりのない Review になってしまうかも・・・・です。

さて、ピラトの審判です。  この場面でもっとも印象的なのはピラトが民衆に対して「イエスとバラバのどちらを釈放して欲しいか?」と質問したのに対し、判断力を失い群集心理に翻弄されてしまった民衆が「バラバ!」「(イエスは)十字架につけろ!!」と叫ぶシーンでしょう。  普通に考えれば極悪犯罪人のバラバとイエスを比較すること自体がナンセンスなのに、そんなことさえ考えられなくなってしまっている善意(?)の人々。  でも、これと似たような景色はこのピラトの審判以降にも世界の歴史の中で何度も何度も繰り返し私たちは見てきているんですよね。  人間はこうやって大事なことを深く考えもせずに行う(おろそかにする)ものだと言われているような気がします。  それにしてもこの「バラバ!!」の部分の何と呆気ないことか・・・・。  で、畳み掛けるように次のエヴァンゲリストの詠唱に続くので「え?」と思う間もないっていう感じです。  

そして KiKi がこの第2部のアリアの中ではもっとも好きなソプラノのアリア「愛ゆえに私の救い主は死にたもう」です。  フルートの前奏の何と切なく美しいことか。  通奏低音が使われていない・・・ということも手伝ってか KiKi の耳にはまるで天上の音楽のように響きます。  このアリアが歌われる直前まで民衆のアジテーションでちょっと興奮してあっちの世界に行きかかっていた心・気持ちがす~っと理性の世界に引き戻されていく感じです。  それにしても・・・・、この歌を聴くといつも KiKi は思うのですが「真の信仰」とはかくも厳しく、かくも崇高なものなのかと。  こういう音楽に身を任せていると、あまりの聴き心地のよさに思わずクリスチャンになってしまいそう (Part 2)・・・・(笑)。 


で、せっかく理性の世界に引き戻してもらったのにまた襲ってくるアジテーション。  「(イエスは)十字架につくべし!」  こうしてピラトと民衆の押し問答、判決、イエスへの暴行・拷問を詠じるレチタティーヴォ(映画「パッション」でこれでもかっていうぐらいに長々と見せられたあの暴行シーンです。)と緊張感溢れる音楽が続きます。  

そして恐らくこのマタイのハイライトとも言えるだろうコラール「おお、血と傷にまみれし御首(みかしら)」です。  この曲はこのマタイを1度でも聴いたことがある人だったら、忘れられないコラールなんじゃないかしら・・・・。  最初の「おお!」で始まる力強い歌い出し(第1節)はその直前までの緊張感をさらに煽るかのようで、悲劇のときが近づいたことを私たち聴くものに覚悟させます。  でも、それに続く第2節「おん身、気高き御顔よ~」は柔らかなピアノ(弱音)でこの対比の何と美しく、印象深いこと。  KiKi は何となくバッハ先生に「この出来事を遺憾に思い嘆き悲しむだけではいけない。  これがどういうことだったのかをじっくりと考え、自分の糧としなさい。」と諭されているような感じがします。  それにしても、このコラールの美しさはどんな言葉を以ってしても書き表せないのではないかしら・・・・。  誰かもっと上手にこの素晴らしさを伝えてくれ~!!!(笑)

そしてイエスのゴルゴダへの道行きです。  人間の愚かさの標的となって精神的にも傷つき、ひどい拷問で身体も傷つき血を流しながら、ゴルゴダの丘への坂道を自分が架けられる十字架を背負って歩くイエス。  で、その道中でイエスさまは転んでしまい、ここで唐突に表れるクレネ人のシモンなる人物。  彼は無理やりイエス様の十字架を背負ってこの坂道を歩かなくちゃいけなくなります。  KiKi はこのシモンさんがどんな気持ちで歩いていたのか、その後のシモンさんはどんな風に生きたのか、彼の役割というのは何だったのか、とっても興味があるんだけど不勉強のためよくわかりません。  でもね、ここで挿入されるバスのアリア、これはひょっとしたらシモンさんや、私たちの気持ちなのかなって思うんですよね。  

♪来たれ、甘き十字架よ。  私はあえてそう言おう。  我がイエスよ、さあ十字架を我に与えたまえ。  私の苦難が重すぎるとき、私がそれを負うのを助けたまえ。♪  因みにこのアリア、歌も素晴らしいんだけど KiKi の意識が集中しちゃったのはヴィオラ・ダ・ガンバのソロ演奏の部分。  こういう音楽を聴くといつも KiKi は思うんです。  「ああ、人間に生まれて良かった♪」って。

でも次の瞬間「ああ、人間って何て醜い生き物なんだろう!」って思うシーンの詠唱が始まっちゃうんですよね。  イエスの着衣をくじ引きで分け合う兵士、刑場に集まってきた群衆の罵倒、イエスを侮辱する別の罪人・・・。  「ああ、人間に生まれたことを恥ずかしく思います・・・・。」輦

そして受難の物語のドラマとして最大のクライマックス、イエスの死のシーンへ向かう・・・はずなんだけど、ここで出てくるアルトのアリアの前奏(オーボエ・ダ・カチャ)を聴くとちょっと肩透かし ^^;。  「え?  ゴルゴダの丘にハイキングにでも行くの?」っていう感じの何とも明るくリズミカルな音楽なんですよね~。  で、アルトの旋律も流麗そのもので、「愛」とか「平和」でも歌っているのかしらっていう感じの音楽なんですよね。  でも、すごく不思議なのは時々合いの手のように入る合唱の和声と歌の和声が、また途中から転調したかのようなオーボエの和声と歌の和声がどことなくアンバランスで、何とも不思議な雰囲気を醸し出します。  「嘆き」と「安心」の不思議な融合っていう感じです。    

そして・・・・

その時がきたことをおごそかに告げるエヴァンゲリストの「昼の12時より地の上あまねく暗くなりて~」を聴いている頃はもうその先を聴きたくないような、怖いもの聴きたさのような不思議な感情に支配され、イエスの「エリ、エリ、ラマ、アサブタニ? (わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか?)」とこれを解説するエヴァンゲリストのレチタティーヴォで号泣!!  この後はしばらくもう何が何だかよくわからない。  合唱やらエヴァンゲリストが何か言っているんだけど、正直耳に入らないっていう感じ・・・・。  でも、合唱が途切れたあとのあまりにも静かなエヴァンゲリストの詠唱でイエスが息絶えたことを感じます。

そして静かな受難のコラール。  






・・・・・。






その余韻が冷めないうちに天変地異を告げるエヴァンゲリストの歌が強く激しく始まります。  で、その様子を見ていた人々が「本当に、この人は神の子だった。」と口々に言います(合唱)。  1分にも満たないこの合唱でまた涙・・・・。  遅いよ・・・・。

それにしても・・・・、イエスが亡くなってからの音楽の何と穏やかで暖かいことか!  もちろん知識として、この後に待っているのはイエスの復活で、復活祭はクリスチャンの方たちにとってとても喜ばしいお祝いの日であるらしい・・・ということは知っているんだけど、復活後のイエスの姿こそが彼が本来あるべき姿だったのかもしれないけれど、どうもそのあたりは KiKi にはピンとこない・・・・。  ただ、バスのアリア「わが心よ、おのれを潔めよ」は美しい旋律が絡み合う「ザ・バッハ」という感じの音楽だし、この第2部はず~っと緊張の連続(時々は弛緩もあったけれど)だったので何だか安心感をもたらしてくれる音楽でほっとします。(笑)

実は今回の視聴、この Review 記事を書くためにかなりじっくりと真剣に、音と言葉を噛み締めながら鑑賞したせいか、ここまでで精根尽き果ててしまいました ^^;  このバスのアリアは KiKi の大好きなアリアの1つだったのでここまでは集中力も持続したんだけどその後は・・・・。  このマタイにはイエスの復活の場面が含まれていないことを知っているだけに「本当に、この人は神の子だった。」の合唱でほとんどの力(鑑賞力とでも言うべきか?)を使い切っちゃったっていう感じ・・・・ ^^;  これ以上何かを書き連ねるとボロが出てくるだけなのでこの辺でおしまいとしたいと思います。

ただ、最後に1つだけ、CD レビューらしいことを書いておこうかな。  (何せここまでは受難の物語レビューに限りなく近いので)。  KiKi はこのマタイに関してはあんまり多くの盤を聴いていなくて、最初に出会ったのがこのリヒター盤(58年録音)で、その後別の演奏者の LP や CD を図書館なんかで借りてちょこっと聴いてみたことはある(全曲聴いてみたものはなし)んだけど、何となく第1部の真ん中ぐらいまでで、「やっぱりリヒター盤がいいな・・・・」と投げ出しちゃったことが多いんですよね。  で、そういう意味では他の演奏のことはよくわからないんだけど、このリヒター盤の素晴らしいところだけはわかるような気がするんですよね。  個別に挙げていけばキリがないんだけど総じて言えば「緊張と弛緩のバランスのよさ」だと思うんです。  音楽の演奏者の立場で実践するのが1番難しく、でも同時に1番要求されるのがこの「緊張」と「弛緩」なんだけど、それがこんなにもバランスよくまとまっている演奏っていうのは宗教音楽の世界のみならず、すべての音楽の世界でも滅多にないように思います。  

久しぶりにじっくり聴いたマタイ。  本当に素晴らしかったし楽しかった♪  でも、同時にすご~く疲れました(笑)

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