落ちこぼれ会計人の Music Diary
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ベルリオーズ 幻想交響曲 Op. 14
今回、ブログの引越し作業をしていて、久々にじ~っくりと「今日の1曲 Index」を眺めてみたのですが、極力色々と幅広くご紹介していこうとそれなりに努力(?)をしてきたつもりではあるものの、案外 KiKi の選曲って偏っていることに気がついてしまいました。  し☆か☆も、KiKi 自身はもうとっくに聴いてブログ・エントリーを書いたつもりになっているのに、未だに聴いていない(というかエントリーにしていない)曲があまりにも多いことにも気がついてしまいちょっとビックリ!なのです。  でもねぇ、これでもエントリー数としては170を超えているんですよ。  あらためてクラシック音楽って深いなぁ!とチョッピリ感動してしまいました(笑)。

ま、そんなわけでとりあえず今日のところは「本人はとっくに聴いたつもりになっていた音楽シリーズ 第一弾!」ということでこんな曲を選んでみました。

ベルリオーズ 幻想交響曲 Op. 14
Brilliant 99999/1 演奏:インバル(指揮) & フランクフルト放送交響楽団 録音:1987年9月

20061015232549.jpg



ま、「ベルリオーズの幻想」と言えばかなりメジャーな音楽だし、わざわざCDで聴かなくてもラジオやらTVやら有線やらで耳にする機会も多いし、何より若い頃から何度も何度も聴いてきた音楽だからなんとなく KiKi の中ではベートーヴェンの9つの交響曲と同じくらいの半ば耳タコの音楽になっちゃっていることがアダとなったようです(笑)。  (そう言えばベートーヴェンの9つの交響曲も超有名な「英雄」、「運命」、「合唱付」なんかはまだ取り上げていなかったみたいですねぇ ^^;)

でね、ある意味ではその耳タコの音楽をわざわざ(?)聴く以上、できれば今までに聴いたことがない演奏を選びたいじゃないですか!!  そんなわけで我が家のCD棚を漁っていたらふと思い出したのです。  「そう言えばこの Brilliant 盤(全11枚)のうち、幻想だけは聴いていなかったな」って。  

さて、どんなライナー・ノーツにも書いてあることだけど、一応この曲の作曲家自身のト書きをここでご紹介しておきましょう。

病的な官能と激しい想像力を持つある青年音楽家は、激情的な欲情の発作に堪えず、阿片に溺れて自ら死のうとする。  しかし麻酔剤の投薬は死ぬには少し弱すぎた。  それがため、青年はこん睡状態に陥り、奇怪きわまる幻想を見る。  怪夢の中に、彼の官能と感情と追想とはことごとく音楽的影像や曲想となって彼の病的な脳裏に現れてくる



う~ん、これって一歩間違えるとかなり危ない人ですよねぇ~。 第一、「死ぬには少し弱すぎた」っていうあたりが逆に怪しいですよ!  これってどこからどう見ても狂言自殺、確信犯にしか見えないような気がするのは気のせいでしょうか??  実際ベルリオーズさんはある意味では現代のストーカーの走りみたいな人だったようですけど・・・・ ^^;

第1楽章: 夢、情熱
冒頭は夢見がちの美しい音楽で始まるんだけど、かなり感情の起伏が激しいみたい。  これも阿片の効能なんでしょうか??  ベルリオーズさんは阿片のせいにしているけど、本質的には感情の起伏が激しい人だっていうだけのような気がしないでもない・・・・ ^^;  まあ、恋すりゃ豚も木に登るらしいし、KiKi も昔は恋愛沙汰で一喜一憂したこともあるのだから人のことをとやかくは言えないんですけどね・・・・(笑)。  弱音器付ヴァイオリンで奏でられる恋人の主題はとっても素敵♪です。
  
第2楽章: 舞踏会
舞踏会・・・・というよりは、嵐の前という雰囲気のプレリュードがあってそこから一転、とっても優雅なワルツが始まります。  でもね、うっとりゆったりとは踊らせてくれないんですよ。          

第3楽章: 野の風景
とっても牧歌的な音楽で幕を開けます。  夏の田舎の夕暮れ風景っていう感じの音楽です。  でもね、遠くで鳴っている雷がちょっと恐いんです。(KiKi は自慢じゃないけど雷が大の苦手なんですよぉ・・・・)  ここまでがちょっと躁鬱気味だったのに対し、ここでようやく少し頭を冷やして正気に戻ったっていう感じかな。  でも、最後はやっぱり不気味なんですけどね。

第4楽章: 断頭台への行進曲
常に安定感とは無縁だったこの音楽。  ここでついに堰を切ったように崩れていきます。  彼はとうとう殺人に手を染め、自身も有罪判決を受けて断頭台へしょっぴかれていきます。    

第5楽章: 悪魔会議の夜の夢
彼のお葬式に集まる魑魅魍魎の皆様がたが、騒音をたて、唸り、がなりたてています。  くわばら、くわばら。

全曲を聴いて感じること。  それは・・・・・




阿片ってやっぱり恐い・・・・。


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